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    こぽこぽ、珈琲
    ★本のタイトルが可愛いでしょ?
    阿川佐和子さん、村上春樹さん他13人のコーヒーに関するエッセイがまとめられた本です。
    泉麻人さんのエッセイのタイトルは「散歩のときちょっと珈琲を飲みたくなって」。
    池波正太郎さんの「散歩のとき何か食べたくなって」を思い出させます。

    エッセイ自体も楽しいですが、「これだ!」と思ったのが小島政次郎さんの「コーヒーとフィルトル」。
    コーヒーを淹れる時に「玉子の殻を粉々にしたの」を加えるんですね。
    実は昔、ジョアン・フルーク著「チョコチップ・クッキーは見ていた」を読んだ時にびっくりしたのが冒頭のハンナがコーヒーを淹れるシーン。
    ハンナは卵を3個取り出し、コーヒーの粉が入ったボウルの中に殻ごと落とし、ごついスプーンで殻を砕き、軽く塩を加え、卵と殻をコーヒーの粉にさっと混ぜると、ボウルの中身をすくってフィルター・バスケットに入れ、コーヒーメーカーのスイッチを入れるのです。
    【2018/11/16 17:39】 | おいしい本をさがす道 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
    お菓子の家の大騒動
    ★ヴァージニア・ローウェル著「クッキーと名推理」シリーズ3作目。
    このシリーズも2015年に6作目が出ていますが、日本では2013年に出た「お菓子の家の大騒動」が最後。
    でもこのシリーズ、第一印象はマディのせいでかなり悪くて、しばらく続きを読まなかったんですね。
    あと表紙もあまり好きじゃないし、何よりメインがクッキーカッターで、出て来るのが固くて色が派手なデコレーションクッキーなので、私の興味の範囲外というか。

    でも訳が上條ひろみさん。
    そう、クッキー探偵ハンナなど海外ミステリや、読んだことないけど海外ロマンスの訳が多い方で、文章がこなれていてとても読みやすいんです。
    ヒロインオリヴィアも印象ないというかクセがないし、恋人が保安官で、自分から情報を教えるわ捜査協力を頼むわ(笑)。
    【2018/11/13 17:17】 | おいしい本をさがす道 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
    チョコ猫で町は大騒ぎ
    ★ジョアンナ・カール著チョコホリック・ミステリシリーズの1作目ですが、本国では2016年に16作目が出ているのにもかかわらず、日本では2002年にこの1作が出たきり止まっています。
    私もタイトルと表紙が好きになれなくてずーっと放置していました。
    でも意外、読んでみたらおもしろい、というより読みやすい。
    正直コージーとしてもミステリとしてもありきたりな話なんですが、クセのない登場人物と、チョコの香りがたちこめるような(笑)チョコ愛に溢れた作品で、読み心地は悪くありません。
    意識しなくても犯人が某バードミステリみたいに脳内に飛び込んでくるわかりやすさも〇。

    ただ唯一引っかかるのがヒロインリーの言い間違いのクセ。
    緊張すると舌がもつれるのはよくあることだと思いますが、アンダーウッド巡査部長を「アンダーリング(下っ端の)巡査部長」と呼んだりして、笑いを通り越してむしろ失礼です。
    【2018/11/10 18:18】 | おいしい本をさがす道 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
    ほかほかパンプキンとあぶない読書会
    ★「紅茶と探偵」シリーズの著者ローラ・チャイルズの別シリーズ「卵料理のカフェ」から3作目「ほかほかパンプキンとあぶない読書会」。
    途中で切られるコージーが多い中、紅茶は18冊、卵は7冊順調に翻訳されている幸せなシリーズです。
    特に途中でランダムハウスの倒産→コージーブックスで発売再開というなかなかなドラマチックな展開を見せているのが、いかにも彼女らしい。
    ロマンチックでドラマチック、でも手堅い、そんな作家の1人かと思います。

    まあ私の場合は「とにかくおいしそう」なのが一番のポイントなんですけどね(笑)。
    こういうお店って日本にもないかなあ。
    コージー入門書としてもお勧めかも。

    【2018/11/08 17:15】 | おいしい本をさがす道 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
    ペニーフット・ホテル受難の日
    ★ケイト・キングズバリー著ペニーフット・ホテルシリーズ1作目は「ペニーフット・ホテル受難の日」。
    2013年に本国で18作目が出ましたが、日本では2012年に出た5作目で途絶えています。
    創元社さんはほんと容赦ないですね、売れなかったのでしょうか。
    おもしろいシリーズだと思うんですが。
    特に5作目はこれからさらにおもしろくなりそうな展開なのに。
    本国イギリスではどうなのでしょう。
    もしかしたら完結したのかもしれませんね。

    時代は1906年(明治39年)舞台はイギリス南東部沿岸の小さな村バジャーズ・エンド。
    日本では江戸開府300年にあたる年。
    高級だけどちょっといかがわしい?雰囲気も漂う(大金持ちが秘密の楽しみにふける)ホテルの女主人がヒロインです。
    【2018/11/06 17:16】 | おいしい本をさがす道 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
    ジューンブライドはてんてこまい
    ★クリスタ・デイヴィス著家事アドバイザーの事件簿シリーズ2作目は「ジューンブライドはてんてこまい」。
    このシリーズも今年11作目が出ているのに、日本では2013年にこの2作目が出たまま止まっています。
    もったいないなあ、おもしろいのに。

    ミステリとしてよりも、キャラの人間関係と、ソフィやナターシャのアドバイスがおもしろいです。
    特に、ヒロインソフィの前夫マースが、ソフィのライバルナターシャと恋人関係にあって、でもそのマースとソフィはよりを戻す気もないけど仲もいい、こういうのって珍しいと思う。

    作者はソフィを持ち上げるためにナターシャをヒステリックで傲慢なライバルにしたかったのかもしれませんが、この2人はどっちもどっちって感じでナターシャも憎めない。
    作者が狙ってやってるとしたら凄いですけど、たまたまそうなったって気も(笑)。
    【2018/11/02 17:33】 | おいしい本をさがす道 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
    作家の別腹
    ★野村真理著「作家の別腹 文豪の愛した東京・あの味」、ちょっと発行が古いんですが(2007年平成19年=)文句なしにおもしろいです。
    こういう作家の食に関するエッセイを集めた本ってたくさんあって、コロナブックスだと珈琲、猫、住まいなどきれいな写真満載でそれも好きなんですが、「作家の別腹」は文庫本でありながら野村さんの解説がおもしろくて、作家1人につき2人分楽しめます。
    もちろん池波正太郎も取り上げられていて、逆に10年以上前だからこその味わいがあっていいのかもしれません。
    表紙も可愛くてお気に入りです。


    【2018/10/30 18:44】 | おいしい本をさがす道 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
    ロンジン・ティーと天使のいる庭
    ★ローラ・チャイルズ著紅茶探偵シリーズ8作目。
    ランダムハウス出版でありながら、原書房(コージーブックス)に救い出されて今年の18作目まで順調に版を重ねている幸運なシリーズです。
    私もミステリという部分は忘れて紅茶の蘊蓄やティーショップでの日常を楽しんでます。
    まさにコージーブックス。
    でもこの本、読んだのがだいぶ前でストーリーを全然覚えてないという・・・(汗)。
    おしゃれで楽しいけれど、その分どれを読んでも似たような感じで印象薄いんですよね。
    辛うじて覚えているのが冒頭部分(今回は巨大迷路)。
    まあ嫌いじゃないから揃えてますが、書棚で空気のように並んでいます(笑)。
    ロンジン・ティーは知らなかったのですが、「龍井茶」と書いて中国緑茶なのだそうです。
    いつか飲んでみたいな。
    【2018/10/27 17:09】 | おいしい本をさがす道 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
    クラスの動物園
    ★9月19日2つ目の更新です。
    軽くネタバレ含みます。

    「クラスの動物園?ガラスの動物園の間違いでしょ?」って突っ込まれそうですが(笑)、文芸作品のタイトルをひねってつける(原作も翻訳も)のがお約束のジル・チャーチル著「主婦探偵ジェーン」シリーズ4作目です。
    コージーファンに評価の高いこのシリーズですが、私は特別好きなわけじゃなかったんですよね。
    でも本作を読んでから好きになりました。
    今回のゲストキャラがとにかく個性豊かでおもしろい。

    B&B(1996年当時は民宿と訳してます、時代を感じますね)に泊まった7人の中の被害者と犯人、そして容疑者。
    犯人なんて容易にわかりそうなのに、殺人以外の事件があまりに笑えてバカバカしくて、そっちに惑わされてしまいます。
    【2018/09/19 17:14】 | おいしい本をさがす道 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
    料理教室の探偵たち
    ★J.B.スタンリー著「ダイエット・クラブ」シリーズ3作目は「料理教室の探偵たち」。
    ダイエットは今回あまり気にしてないようですが、そのおかげでいつにも増しておいしそうな料理が登場します。
    普通に食べてる物でも描写が上手だと、今すぐ食べたくなって辛いですね(笑)。

    魅力的な新キャラがカミラ(ミラ)。
    ジェイムズたちが通う料理教室の料理長ですが、その人柄でジェイムズの偏屈な父ジャクソンの心も溶かしていきます。
    逆にルーシーの自分勝手さにはもやもやしたなあ。
    マーフィーがいい人になり過ぎて割を食ってる部分もあったけど、それにしても心配です。

    まあ最後はみんな仲直りの大団円でしたが、ジェイムズの恋愛はまだまだ波乱がありそうです。
    今回はミラのおかげでカラフルな料理が多かったですね。
    【2018/07/03 17:14】 | おいしい本をさがす道 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑

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