★最初に情報ありがとうございます。
「
すわっちのアニメ日記」に高橋先生がアニメ「犬夜叉」完結編のアフレコを訪問された記事が掲載されています。
★やっと読み終わりました。
本を読むのは早い方なのですが、この「数えずの井戸」は本も重いし(2キロ)文章も重いし内容も重いしと三拍子揃っていたのでなかなか進まなかったです。
「番町皿屋敷」を京極さん流にアレンジした物語ですが、何人かの登場人物の性格や行動に至るまでの心理状態などがかわるがわる描写されます。
「邪魅の雫」でもそうでしたが、あっちは登場人物がみんな鬱々としていて、読んでる方もどよ~んと落ち込む感じでした。
「数えずのー」は登場人物が非常に理解し難いというか共感し難いというか、わけもわからずついて行き難い人ばかりなので、少しずつ少しずつ反すうしながら読んでいかないと置いてかれてしまいます。
そして一人の描写が終わる時に歯車がやっとひとつ進むような、ストーリーの停滞感、なのに物語は進んでいるのです。
そしてやっと本格的に動き始めたと思ったらいきなり狂乱のクライマックスにただ唖然。
最後におなじみの面々が出て来て、やっと「生身の人間に会えた~」って感じでした。