★文芸評論家の加藤弘一さんがブログ「
書評空間」で6回にわたって高橋留美子作品の感想を書いています。
先日のNHKドラマとの比較も入ってておもしろいです。
「オバサンものとオジサンものではオジサンものの方が断然面白い。
作者自身もオジサンの方が描きやすいのではないか。
高橋留美子の頭の中には男の脳がはいっているという説があったが、男脳は順当に年を重ねてオジサン脳になったけしきである。」
なんかとってもひどいんですけど(笑)。
でも納得できます。
で、感想ですが、「イケイケドンドンのオヤジが最後にほろりとさせる」なんて加藤さん世代じゃなければ書けない言葉です。
他にも「こんな作品が描けるなんて高橋留美子の中味は完全にオヤジである。」とか言いたい放題言ってますが、これ全部ほめ言葉なんですよね。
「勝手なやつら」掲載の「高橋留美子傑作短編集〈1〉」を実は読んでないことに気づきました・・・。
私の好きな作品と加藤さんが推薦する作品が結構重なるのが嬉しいです。