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・この映画もそうだけど、ジブリ映画はメッセージを読み取ろうとせずに淡々と見ると普通に楽しめる気がします(監督が意図している事かどうかはともかく)。
いきなり出て来た昭和な風景に「おおっ」と身を乗り出し、ヒロインがいい子過ぎるのも、メインとなる事件(出生にまつわる件とカルチェラタンの件)が微妙にずれてる気がするのも気になりませんでした。
海が俊に髪を下したところを見せる日がいつか来るんだろうな、その日を見たいなと思いました。
知らなかったのですが、これも原作あるんですね。
ただどうしても駄目だったのがヒロインの棒読みちゃん。
声の担当が誰か知らなかったので、先入観があったわけではありません。
声優としての訓練を受けた声優さんが役を演じる、基本的なことが最近本当になされてない気がします。
ジブリは客寄せではなく、宮崎監督(お父さんの方)があえて声優さんではない人を選ぶことについてコメントしてましたが、確かに役を自分の声に引き寄せてしまう声優さんもいるけど、役に自分を溶け込ませる声と演技をする声優さんだっていると思います。
悪いことにジブリがそのつもりはなくても、声優さん以外の人を声優として使う風潮に拍車をかけてるような気がしてなりません。