★野村真理著「作家の別腹 文豪の愛した東京・あの味」、ちょっと発行が古いんですが(2007年平成19年=)文句なしにおもしろいです。
こういう作家の食に関するエッセイを集めた本ってたくさんあって、コロナブックスだと珈琲、猫、住まいなどきれいな写真満載でそれも好きなんですが、「作家の別腹」は文庫本でありながら野村さんの解説がおもしろくて、作家1人につき2人分楽しめます。
もちろん池波正太郎も取り上げられていて、逆に10年以上前だからこその味わいがあっていいのかもしれません。
表紙も可愛くてお気に入りです。



