★物集高音著「大東京三十五区 夭都七事件」
覆面作家物集高音著「大東京三十五区」2作目。
この人の本読んでると、どうしても京極夏彦さんを思い出します。
あと時々横溝正史風味。
昔の田舎のおどろおどろしさじゃなくて、「悪魔が来りて笛を吹く」とかあんな感じです。
前作に関しては、京極さんが推薦文寄せてるけど、京極さんなら自分の作品にしれっと書きそうです。
主人公阿閉万(あとじよろず)がなにげにもててるのが妙におかしいです。
ノンコ、いいキャラしてます、3作目の「亡都七事件」も楽しみです。
このタイトルのつけ方もねえ、京極さんぽいよなあ・・・。