★フェイ・ケラーマン著「豊饒の地」
リナ&デッカーシリーズの3作目。
「水の戒律」「聖と俗と」と来て「豊饒の地」、相変わらずタイトルがいいです。
宗教が深く絡むことからコージーに分類しちゃっていいの?と思う事もありますが、まるでホラー映画のような冒頭シーンから始まって、リナ、デッカー、そしてデッカーの友人だったエイベルの心理描写、さらに気のいいデッカーの同僚たちと見事な描写でぐいぐい読ませてくれます。
それでいてマクドナルドに気軽に入っちゃうところ、いいですねえ。
あんな厳しい戒律の中で暮らしててそれはいいの?と目が点になりました。
最近はコージーもかなり処分してるのですが、このシリーズはとっとくつもり。
12作目の「新人警官の掟」で止まってると思ったら、出版社を変えてなぜか18作目と19作目が出てるようです。
それで話が通じるのかな?
できれば間も埋めて欲しいし、24作目までも訳して欲しいです。