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    柳橋物語
    ★内容に関してかなり詳しく書いています、ネタバレ注意です。

    何十年ぶりでしょうか、山本周五郎著「柳橋物語」を読みました。
    父が時代小説が好きだったので、私もつられて?読んでいましたが、私は池波正太郎の方が好きだったので、実はあまり山本さんの作品は記憶にないです。

    でも「柳橋物語」だけは、初めて「純愛」を意識させられた作品ということで、あの頃の記憶が蘇りました。
    あの頃の私は、どうして幸太が最後に実は死んでなかったという設定で戻って来なかったのか、どうしてハッピーエンドで終わらないのか、山本さんに怒りすら覚えていたような。
    あの頃の私もまたピュアだったんでしょうね(笑)。
    今読み返すと、だからこそ「柳橋物語」が純愛小説として名作たり得たんだということがよくわかります。
    これでもかと不幸を重ねるのとは違う、現実に起こりそうなリアル感を持って迫って来ます。
    最後の部分で久々に本を読んで泣けました。
    あと巻末のあさのあつこさんのエッセイが小気味良くておもしろい。

    変わりゆく東京の風景の中で、柳橋はその空気を失わない地のひとつかと思います。
    いつまでもこの空気のままでいて欲しい、そう願うのは贅沢でしょうか。

     

    【2018/11/15 17:07】 | 池波世界をたどる道 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑

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