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    眩惑
    ★1996年(平成8年)に出た諸田玲子さんのデビュー作。
    ただし「眩惑」という作品(小説)は「めおと」という題の文庫本に収録されていますが、私が読んだのは、「面目なき仕様なれど」「運の尽き」という2作品が収録された、本の題名が「眩惑」の方です。
    ちょっとややこしいですね。
    私は「眩惑」という本は読んだけど、「眩惑」という小説は読んでないことになります。

    さて、読み終わって誰もいない部屋で、「一体何なんでしょうね、これは。」と大きな声でひとりごとを言ってしまいました。
    「眩惑」の2つの物語は、男が女に眩惑される、惑わされる様を描いています。
    諸田さんのデビュー作、当時読んでいれば恐らく感銘を受けていたでしょうが、現在の成熟した作品を読んでしまった後では、ありきたりの男とありきたりな女のありきたりな物語としか読めないのがつらいところです。
    さすがの雰囲気はありますが、これまでおさえのような、お佐和のような女が新吾のような、安二郎のような男を惑わす物語は読み過ぎたかな、出過ぎたかな。
    そんな感じです。
    このデビュー作、リアルタイムで読みたかったな。

    あとおもしろいのが鴨下信二さんの解説。
    前半の日本の「日本の時代小説」に関する考察は、まさに目から鱗でした。
    文庫本の作品「眩惑」も読んでみたいです。
    デビューから12年後に書かれた小説「眩惑」で、女はどんな形で男を惑わすのか。
    諸田さんの成熟の過程を感じたい。

     

    ・画像がありませんが、左が本のタイトルが「眩惑」。
    右が小説「眩惑」が収録された文庫です。
    【2018/12/08 17:31】 | 最近のお気に入り | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑

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