★大河ドラマ館とは違い、こちらはあくまでも史実の?渋沢栄一のみを取り上げている資料館です。
ずっと休館していて、去年の3月にリニューアルオープンのはずが、コロナの影響を受け、11月まで休館が続きました。
現在も月の半分ほどしか開いておらず、しかも完全予約制なので非常に訪れにくい状態が続いています。
私も3月にやっと予約が取れました。

・リニューアル前にも一度行ったことがありますが、年表がメインで、その時々の出来事に沿った資料が展示してあり、以前よりわかりやすくなった印象です。




「青天を衝け」も7回まで見ましたが、このドラマの主人公は渋沢栄一だけではなく、徳川慶喜、そして徳川家康の3人かと思います。
栄一と慶喜の静と動、庶民と国、日常と政治の比較が飽きさせることなく生き生きと描かれ、何よりも徳川家康。
単なる賑やかしではなく、歴史のおさらい、さらに家康が実際に江戸を俯瞰の視点で見守って来たかのような、同時に一視聴者としてドラマを楽しんでいるような演出の妙。
放映前から地味なテーマと危惧されていた作品でしたが、だからこそ鮮やかな演出で魅せてくれて本当に楽しいです。
栄一が経済に転じる時が大きなターニングポイントだと思いますが、これからの展開にも期待しています。