★フランク・シェッツィング著「グルメ刑事キュッパー」
ドイツの作家のケルン物、しかもグルメ?でかなりの変人?ということで期待していたのですが、全然そんなことなかったです。
グルメ探偵ならピーター・キングのグルメ探偵がいるし、変人ならフロスト警部が強烈です。
これは紹介分が作品の足引っ張ってる気が。
ない方が普通に読めた気がしました。
作者はSF小説がメインのようで、グルメミステリはこれ1作だけ。
タルトタタンはおいしそうでした。

・C.C.ベニスン著「バッキンガム宮殿の殺人」
「グルメ刑事キュッパー」の隣に並んでいたので、昨年亡くなられたエリザベス女王を偲んで再読。
エリザベス女王が登場する作品はいくつかありますが、私はこのシリーズが一番好きです。
宮廷内での殺人に女王陛下が関わって来る・・・。
日本では考えられないお話です。
・木魚庵著「金田一耕助語辞典」
ありそうでなかった金田一辞典。
著者の木魚さんのホームページ「金田一耕助博物館」は大好きで、いろんな方の感想もおもしろく読んでいました。
ずっと更新されていなかったのですが、活動は続けられているのですね、嬉しいです。